お祝いに、雛あられ。
雛まつりが女の子のお祝いとして盛んに行われるようになったのは、江戸時代からだそうです。
江戸時代に定められた五節句の一つ「桃の節句」に、雛人形を飾り、お花やお菓子、白酒を備えて祝うようになりました。
さて今でこそ雛まつりに欠かせないものとなっている雛あられですが、その由来は諸説あって、よく分かっていません。広く食べられ始めたのは明治時代だそうです。う
るち米やもち米を原料としたおかきに、カラフルな色をつけたものが雛あられと呼ばれます。
そしてこの色には、娘の健やかな成長を祈る意味が込められています。桃色、白色、緑色、それらを合わせると、
厄をはらい、清らかで健やかに、とそんな意味が立ち上がってきます。
今年はいつもより、その意味を大事にしたい、そんな気がします。雛あられでお祝いしましょう。