夏になると食べたくなる「杏仁豆腐」。杏仁豆腐はお店で買うものだと思っていませんか?実は、杏仁豆腐は意外と簡単に手作りできます。この夏は杏仁豆腐を手作りして、さっぱりスイーツを楽しみましょう。
今回は、杏仁豆腐の作り方を紹介します。手土産やお弁当などにもおすすめなガラス瓶に入れたレシピを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
杏仁豆腐って何?
杏仁豆腐とは、中国発祥のスイーツのこと。色は真っ白で、独特の香りと舌触りが特徴のスイーツです。杏仁豆腐の「杏仁」は「キョウニン」と読み、アンズの種の中にある硬い皮に包まれた白い実のこと。杏仁豆腐は、この「杏仁」を使って作られます。
「杏仁」の香りは、アンズと同じバラ科の植物の「アーモンド」と似ています。そのため、杏仁豆腐の中にはアーモンドパウダーやアーモンドエッセンスを使って、牛乳と一緒にゼラチンで固めたものも多いのです。気になる方は、どのように作られているのか原材料を見てみましょう。
杏仁はのどや肺、腸を潤す働きがあるとされる漢方材料のひとつ。もともと杏仁豆腐は、薬膳料理の1種でした。日本では、森永乳業や雪印メグミルクから発売され、学校給食の人気メニューでもあります。杏仁豆腐独特のすっきりした風味は、夏のおやつにぴったり。この夏は杏仁豆腐を手作りして、さっぱりスイーツを楽しみましょう。
杏仁豆腐の作り方
杏仁豆腐について詳しくわかったところで、今回は本格的な「杏仁霜(キョウニンソウ)」を使用した杏仁豆腐の作り方を紹介します。杏仁霜は、通常のスーパーではあまり売られていない食材。大きいスーパーに売っていることもありますが、購入したいときは製菓材料の専門店で探してみましょう。